■イベント概要
【イベントタイトル】「逃げ上手の若君 特別展〜現在に続く過去への招待状〜」
【開催地】鶴岡八幡宮 直会殿(神奈川県鎌倉市)
【期 間】2026年8月28日(金)~8月30日(日)
| 漫画家・松井優征が描く、鎌倉幕府滅亡後、北条時行の生き様を通じて描かれる南北朝時代。2026年8月、作品完結を記念して『「逃げ上手の若君」特別展~現在(いま)に続く過去への招待状~』を開催いたしました。本展では、物語の始まりと終わりの地である鎌倉・鶴岡八幡宮にて、作品を構成する様々な要素を展示し、その世界観に多角的にアプローチ。時代に翻弄されながらも、“逃げる”という手法で戦い続けた少年・北条時行の物語を通して、日本の歴史や芸術文化を展覧、3日間限定のイベントをお楽しみいただきました。 |
■実施内容
●入場券
「箔押しポストカードセット」の特典グッズ付き「特別展オリジナルグッズ付入場券」を事前販売。

●展覧会みどころ
■イントロダクション/作品の世界へ
1333年、足利尊氏の裏切りによって鎌倉幕府滅亡。物語の主人公・北条時行は、諏訪頼重の導きにより、鎌倉奪還をめざし動き始める。ここでは、作品世界や個性豊かな登場人物を、屏風や掛け軸などの日本に古くからある美術品の形で表現し、本作を紹介。
■ 書『南北朝鬼ごっこ』
作中で“逃げる”というユニークな才能の持ち主である時行と、彼に立ちはだかる強者との戦いは、「鬼ごっこ」に例えて『南北朝鬼ごっこ』と名付けられ、『南北朝鬼ごっこ』では、書家・前田鎌利氏による書を起用し、漫画では音のないバトルシーンを多彩に演出。
■戦乱の世 南北朝時代
中先代の乱終結後、伊豆へ逃げる時行に頼重から北条家重代宝刀「鬼丸」が託される。一方の尊氏は後醍醐天皇と決別し、南北朝時代の激しい内乱へ突入。これを機に時行は尊氏の北朝と敵対する南朝を選択し、ついには後醍醐天皇から特殊友軍の綸旨を与えられる。戦乱の世を生き抜く時行を支えた二つの『武器』と共に南北朝時代の歴史を辿る。
■アニメーションで描く作品世界
本作は2024年にTVアニメーション化され、2026年7月より第二期の放送が開始。作品に「動き」「音」「声」が加わったことにより、登場人物たちは、より鮮明に動き出し、幅広い層が本作に触れる機会を生み出した。本展では、初公開となる原画や美術設定資料などを含め、美しく描かれる鎌倉の風景を中心に展示を構成。
■日本画とのコラボレーション
本作のコミックスは、表紙の背景を日本画家・朝倉隆文氏が描いている。作品の公式サイトでは朝倉氏へのインタビューと共にその制作過程が紹介されているが、本展では実際に起用された日本画を展示し、他に類をみない漫画と日本画のコラボレーションを紹介。
■松井優征版 南北朝時代の武器
北条家重代宝刀「鬼丸」をはじめ、作中には史実に基づきつつ、著者が創作したユニークなアイテムが多数登場。作品を描くために作製した3Dモデルを使用してARを設置。
●オリジナルグッズ
会場では、本展のための描き下ろし新規イラストを使用したアクリルスタンドを販売。
©松井優征/集英社