8月1日、弊社がイベントアプリケーションの開発や広報物デザイン、商品化を担当させていただいた「チラムネ福井コラボ2025」(チラムネ福井コラボ実行委員会)に、担当社員Tが参加させていただきました。今回は担当社員Tの体験レポートをお届けします。
8月1日、弊社がイベントアプリケーションの開発や広報物デザイン、商品化を担当させていただいた「チラムネ福井コラボ2025」(チラムネ福井コラボ実行委員会)に、担当社員Tが参加させていただきました。今回は担当社員Tの体験レポートをお届けします。
当日はJR大阪駅からサンダーバードに乗り込み、JR敦賀駅にて人生初の北陸新幹線に乗換え。上品な臙脂色の真新しいシートに座ると俄然気分も上がり、いざ、いざ福井へ!(だけど新幹線の乗車時間が短すぎて少し寂しい…)
まずは、ご案内いただく実行委員会事務局「コラボの中の人」(以下、中の人)と福井市まちなか案内所で待ち合わせ。なんと早朝からイベント参加者へパンフレットを手渡しされていたそう。なんというきめ細やかな対応!
早速イベントアプリで「まちあわせAR」を起動しておしゃれな悠月ちゃんを召喚し、中の人を被写体に記念撮影。スタイルが良すぎて中の人が小さく見える!?
商品化担当の私はグッズの売れ行きが気になり、販売いただいているハピリン2階「福福館」へ。店頭では陽ちゃんが手を振って出迎えてくれます。ウィンク飛ばされて幸せ!
清涼感強めデザインのグッズは売れ行きも好調のようで、それまでの緊張が少し和らいだ瞬間でした。
駅前で夕湖ちゃんに挨拶をしてから、「ラブリーパートナーエルパ」(以下、エルパ)を目指しつつ、スタンプラリーコンプリートへ!
エルパでは今年も多数の関連企画が実施され、ファンの方々を熱量高めで迎えます。「AKUSHU BOOK&BASE」に行くと、ここでも夕湖ちゃんの呼ぶ声が!(たぶん幻聴)
その後もラリーポイントと「まちあわせAR」を楽しみながら、イベント協賛企業の「さんしゅうえん」でおやつタイム。瑞々しい果物を惜しみなく使用したミニパフェにうっとりする担当社員T。程よく甘く、でも甘すぎず、カラカラの身体に染み渡る美味しさ。
夕方にはフェニックス花火の会場「足羽川河川敷」に到着。じっとりとした暑さの中、中の人の指示のもとウェルカムバナーを設営します。しかし、風に煽られ倒れてしまうため、交代で支えておくことに…。すると続々と集まった作品ファンの方々が交代で支えてくださいました。これで宣伝もバッチリ!
もちろん、大輪の花火も大迫力でした!(担当社員Tの技量では花火の写真が綺麗に撮れなかったため、割愛させていただきます。)
1日目、中の人とは花火会場でお別れです。
1人打ち上げ会場はJR福井駅前の「やきとりの名門 秋吉」。名物の「純けい」と生ビールで乾杯!
「社長!」「お嬢ちゃん!」とお決まりの声掛けが店内を飛び交います。熱々カリカリ、ジューシーな串焼きとカウンターから見える焼き場の風景をお酒の肴に楽しませていただきました。
さぁ、明日も1日しっかり遊ぶぞ!
翌朝は、JR福井駅の大階段に集合。昨夜のウェルカムバナーを中の人が設営中でした。
設営完了後はSS集(8月20日発売)の表紙イラストにも登場する一乗谷へ。水温が冷たいおかげで、涼しい~!滝の近く、全身でマイナスイオンを浴び「一乗谷ジンジャエール」で水分補給。キリっと爽快な口当たりに悶絶。くぅ~っ!うまい!!
中の人の解説付きで一乗谷朝倉氏遺跡も見学させていただきました。
昼食は念願の「蛸八」へ。カウンターの中では、おばちゃんが時折お客さんと談笑しながら、1人で手際よく注文をさばいていきます。作中に登場する風景が目の前に。
私は中の人に勧めていただいた「たれ焼き」を食べてびっくり。ソースとも違う、醬油とも違う、他では食べられない、どこか懐かしさも感じる味の焼きそば。めっちゃ美味しい!女性にとっては少々ボリュームがありますが、どんどんお箸が進み、スルスル胃に入る不思議。
混雑してくるとお客さんが自発的に配膳を手伝う姿に、心が温まります。とても居心地のいい空間に、このままずっと居たくなるような気持ちに…。
いやいや、しっかり仕事もしなくては!
午後からはグッズの在庫確認で再度エルパへ。ありがたいことに昨年以上の反響で、嬉しいを通り越して冷や汗が出てくる担当社員T。
しかし、スタンプラリーコンプリート特典やアンケートに回答してうちわもいただき、平静を装います。
最後は、協賛企業の「羽二重餅総本舗 松岡軒」で羽二重餅がトッピングされた手かき氷(いちごミルク味)を食べさせていただきました。中の人に「早く食べないと羽二重餅が固くなるよ!」と促され、普段は好きな物を最後に食べる担当社員Tも慌てて餅をパクリ。体験したことのない ふわっ、もちっ、とろ~り触感。2口目、手がき氷のザクザク・ガリガリ・キーンの後は、口いっぱいに苺シロップの甘い香りが広がります。新触感とはこのことか!美味しいと楽しいが脳内を駆け巡る!!
担当社員T、実は「チラムネ福井コラボ」に参加するのも今回で3度目。ということで、中の人にちょっとニッチなスポットも案内していただきました。おかげさまで、作品定番スポットだけでなく、今回もしっかり福井観光を満喫した担当社員Tでした。
16時41分、「夏休みが終わってしまう…。」
「AKUSHU BOOK&BASE」で選書いただいた文庫本を手に、後ろ髪をひかれる気持ちで新幹線に乗り、帰阪しました。またね、福井!
今回の視察で、作品ファンの方々が口々に「勉強や仕事で苦しい時、チラムネを何度も読み返して励まされた。」と言っていたことが強く印象に残っています。
そして、ファンの方々がまるで故郷に帰省するかのように、毎年「チラムネ福井コラボ」に参加していることが、作品自体が持つ温かさと、作品ファンを迎える福井の人達の温かさを表しているように感じました。
まだまだ「チラムネ福井コラボ2025」は始まったばかりです。
これから行く皆さんも、福井で【最高の夏休み】をお過ごしください!
※本レポートでは意図的に作品と福井との関連性について深くは触れていません。
ぜひ実際に福井へ訪れて、ご自身で体感していただけますと幸いです。
(文章・写真:担当社員T)
©裕夢・raemz/小学館